2021年06月11日 17:03

AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ、バカンはこの度、コロナ禍で影響を受ける飲食店の支援のため「VACAN ラーメンマガジン」の提供を開始した。

VACAN ラーメンマガジン」は日本全国のラーメン店の情報をまとめて掲載し、誰でも気軽に近くのラーメン店を探せるラーメン専門のメディア 。メディア内では、国内のラーメン店のメニューや価格、場所、特徴などを掲載。利用者はエリアとラーメンの味から、店舗を検索できるようになっている。

現在掲載されているラーメン店は計250店舗。またラーメンマガジンの掲載店舗のうち対応店舗では、バカンが提供するマップ上で近くの施設等の空き・混雑状況を一覧できる「VACAN Maps」と連携しており、スマートフォンやPCからアクセスすることで、リアルタイムの混雑情報を確認することができる。

飲食業界の中でも、焼肉、ハンバーガーなどはテイクアウトやデリバリーの需要拡大を背景に外食支出額が回復。しかしその一方で、ラーメン業界は2020年の3月以降前年を下回る水準が続いており、業界としての不振が鮮明になっている。(総務省「家計調査(2人以上の世帯)」2020年10月までの推移))。そこで飲食業界支援の第一弾として、同社ではメディアを用いたラーメン業界のサポートを開始することとした。現在掲載店舗は250店舗だが、今後も掲載店舗数を増やし今年度中に1000店舗の掲載を目指す。またラーメン以外の領域についても順次取り組んでいく。