2021年06月10日 17:01
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HACARUS(ハカルス)は、DSファーマアニマルヘルスと共同で、動物の肉球(足の裏)から心電図データを取得・可視化する装置およびAIシステムの開発をしてきた。この度6月9日より動物病院向けに、本装置の試用モニターの公募を獣医師コミニュティー運営会社を通じて開始。尚、今回の心電測定対象は犬限定とする。

本装置は、「簡単に心電を測定可能な装置」と「心電データをAIが解析するシステム」を掛け合わせることで、犬への負担が少ない状態での、スピーディかつ正確な心電測定を実現。AIを活用した「心臓に異常がある可能性解析」と、「心拍数測定」が実施可能となっている。特別な技術がなくても使用可能であるため、動物病院への導入ハードルが低いことも特徴。

また本装置は、動物物用医療機器として開発中。従来、犬の心電測定の際は動物を横向きに倒した状態で身体に電極をつけて測定を行うが、特殊な電極の開発により、肉球(足の裏)より心電図データを取得することに成功。動物を押さえつけることなく、心電の測定を行うことを可能とした。これにより、犬はシートの上に立つだけで、ストレスを感じることなく心電測定を行うことができる。

肉球から取得した心電図データは、AIにより判定が可能。日本獣医循環器学会の動物循環器認定医の疾患情報と心電データに基づく診断を学習済のAIが心電を解析・判定するため、信頼度の高い解析結果を確認できる。測定時間は1分程度で、解析結果は4段階にてすぐに表示される。