2021年06月07日 09:38

日本福祉協議機構は、7月1日、障害者就労支援サービスの新たなカタチをつくるべく、就労移行支援×自立訓練(生活訓練)事業所「JOBs COLLEGE(ジョブズカレッジ)」を開校する。

障がい者雇用率は、4月、民間企業における障がい者の法定雇用率は2.3%になった。しかし、改正の企業認知度は58%。民間企業の対象基準変更、企業認知度は38%。障がい者雇用の実態はなかなか向上しない。理由としては雇用する企業側とのマッチング不足と、障がい者の経験値不足。双方の「悩み」「不安」などの問題点や課題点が解決されていないことが全ての原因だ。

「ジョブズカレッジ(ジョブカレ)」は、18歳以降の障がいのある人たちが、社会で活躍する力をつけるための2~4年制の福祉型カレッジ。「人生を楽しむための選択を!」をコンセプトに、様々な就労までの道のりをサポートする。「ジョブカレ」では、様々な障がい特性にマッチした、専門性特化型コーチングで戦力となる人材育成を行う。全21の専門コースや社会に出るまでに必要なソーシャルスキルを学びながら、それぞれの「好き」、「個性」、「特性」を仕事につなげ、就労までを完全サポート。障がいがあることで自信が無かった人、勇気を持てなかった人、一歩を踏み出せなかった人に「好きを仕事にできる」ということを体感してもらうため、様々なカリキュラムや講義を実施し、就労までの道のりをバックアップする。

公式サイト(6月中旬リリース予定)