2021年06月01日 13:16

ジュピターテレコム(J:COM)は、7月1日より、家庭のテレビで診察などが受けられ、サポートも充実した遠隔医療サービス「J:COMオンライン診療」の提供を開始する。

日本は超高齢社会を迎え、慢性疾患患者の増加や医師の地域偏在、介護負担の増加、さらに新型コロナウイルス感染症拡大による医療機関の逼迫など、医療課題の対応が急務な状況だ。その解決策として、医療へのアクセスと在宅医療のクオリティ向上を可能とする、ICTを活用した遠隔医療へと期待が高まっている。一方、現在のオンライン診療の受診者は、約8割が40歳以下であり、通院患者の大半を占めるシニア世代には、従来のオンライン診療の主な利用デバイスであるスマートフォンの操作性などが、受診障壁の一つであると考えている。

「J:COMオンライン診療」は、家庭で普段から利用しているテレビに、J:COMが開発したアプリを搭載したSTB(CATVチューナー機器)を接続し、医療機関向けの国内主要オンライン診療システムを提供するMICINのオンライン診療サービス「curon(クロン)」を経由して診療が受けられるサービス。日頃使っているテレビ画面上で、医療機関の診察予約から問診、WEBカメラを通じて診察などが受けられる。また、機器の設置から初期設定、操作方法など、J:COMスタッフが訪問または電話で利用を継続的にサポートするので、シニア世代の人でも安心して簡単に利用できる。

「J:COMオンライン診療」特設サイト