2021年05月28日 10:53

凸版印刷は、同社が開発した新機能パッケージ「チューブなパウチ」が、加賀味噌食品工業協業組合において、5月1日より販売開始した、キャンプやアウトドア向けデザインの加賀みそチューブなパウチTABIMISOと贈答用向けデザインの加賀みそチューブなパウチ(加賀てまり柄)の6種類の新製品に採用された。
凸版印刷は、「価値あるパッケージ」で、よりよい社会と心豊かで快適な生活に貢献する「TOPPAN S-VALUE Packaging」を掲げ、ちきゅうに価値ある「サステナブル バリュー パッケージ」を提供している。その中で、消費者の利便性向上と、省資源化による環境配慮を両立し、チューブの使いやすさとパウチの絞り出しやすさを合体させた新機能パッケージ、「チューブなパウチ」を2019年4月に開発した。
従来のラミネートチューブの胴体厚みが0.3mm前後であるのに対し、「チューブなパウチ」は最薄0.1mmに設定。また胴体のフィルムを封筒状に折り畳む加工を施すことで、胴体を握った時の弾力が軽減。従来のラミネートチューブより中身が容易に絞りやすくなっている。さらに注出口のプラスチックパーツを水平に設計することで、従来のラミネートチューブと比較して内容物を最後まで絞りやすくなった。
加賀味噌では、昨今のプラスチック使用量削減の流れを受けて、「顧客の使い易さ」に加え、「環境への配慮」を重視したパッケージを探索する中で加賀味噌の想い・ニーズと、凸版印刷が開発した「チューブなパウチ」の特徴・機能が合致し採用に至った。