2021年05月19日 12:53

キャリアデザインセンターが運営する転職サイト「女の転職type」は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ、データで知る「女性と仕事」の第25回「ジェンダーギャップ感じてる?」の調査結果をリリースした。
「女の転職type」は、正社員で長く働きたい女性のための転職サイト。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載する。
今回の調査結果によると、今の職場にジェンダーギャップ(男女格差)はあるかを尋ねたところ、「非常にあると思う」18.8%、「ややあると思う」33.6%と、ジェンダーギャップが「ある派」は52.4%。一方で「ない派」は「あまりないと思う」30.1%、「ほぼないと思う」17.5%で47.6%となり、「ある派」の方がやや多い結果となった。年代別に見てみると、ジェンダーギャップが「ある派」は、年代が上がるごとに上昇することがわかる。
ジェンダーギャップが理由で転職を考えたことがあるかどうかを尋ねたところ、「ない」が73.5%と多数派。「女性であること」が職場でどう影響するかについては、「やや不利になる」が43.1%と1位になった。「影響しない」が25.6%あるものの、「有利」と捉えている人が18.6%に対し、「不利」が55.7%と約3倍の差がある。職場のジェンダーギャップ解消のためには、何が必要だと思うかを尋ねたところ、1位は「社長(経営層)の意識が変わる」で59.6%となった。