2021年05月14日 15:29

L&Fは、5月13日、プラットフォーム「家族信託の相談窓口」を全国60社の会員不動産会社とともにサービス開始した。

同社は、「不動産・住宅に関わる全ての人に喜びを」をカンパニーポリシーとして、空き家管理の全国ネットワーク「日本空き家サポート」事業で全国150社の不動産・住宅関連事業者と連携してきた。不動産所有者と直に接する多くの不動産会社とのやりとりにおいて、不動産所有者の高齢化による取引継続に対する危機感や、実際に認知症を発症し不動産の売却や相続税対策等が行き詰ってしまった事例などを目の当たりにしてきたなかで、不動産所有者の身近にいる不動産会社からの「家族信託をアパートオーナーに提案したい」「家族信託にどう取り組めばいいか分からない」といった多くの声を集約し、不動産会社が不動産所有者へ家族信託を紹介できる仕組みを提供すべく、「家族信託の相談窓口」は生まれた。

「家族信託の相談窓口」は、不動産所有者との接点を有する不動産会社(会員不動産会社)を窓口とし、法律専門家(登録専門家)との連携、IT化により、顧客(不動産所有者)の信託契約締結のためのコンサルティングからアフターフォローまで、ワンストップでサービス提供するプラットフォームだ。特徴は、会員不動産会社向け独自の研修制度、不動産所有者向けの提案に特化した独自開発ツール(会員不動産会社向け)、家族信託普及協会の家族信託専門士との連携、独自開発のWEBアプリケーションFIT(フィット)による長期サポート、となっている。

家族信託の相談窓口