2021年05月12日 14:26

アクセンチュアは、資生堂と、合弁会社「資生堂インタラクティブビューティー株式会社(SHISEIDO INTERACTIVE BEAUTY)」を7月に設立することに合意した。
資生堂は、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の中で、スキンビューティー領域をコア事業とする抜本的な経営改革を実行し、2030年までにこの領域における世界のNo.1企業になることを目指しており、その一環として「デジタルを活用した事業モデルへの転換・組織構築」を掲げている。
両社は、2月9日に発表した両社間の戦略的パートナーシップによる資生堂のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速。新会社は、資生堂が掲げる中期経営戦略に基づき、ビューティー領域に特化したデジタル・ITの専門家集団として、資生堂だけでは成し得ないスピードとイノベーションで、新しいビューティー体験を実現する。また、社外からも積極的に人材を登用し、資生堂のデジタルトランスフォーメーションを加速させる。さらに、アクセンチュアが提供するデジタル・IT分野のトレーニングプログラムを資生堂のニーズに合わせて最適化し、高度なスキルを持つ社員の育成を図ることで、資生堂全体のデジタル・IT能力の向上にも貢献していく。
資生堂インタラクティブビューティーは、資生堂が過半を出資する形態で7月に設立され、両社のデジタルやIT領域などの専門家の約250名で構成される予定だ。