2021年04月30日 18:45

明利酒類は、東京都などに発令された3回目となる新型コロナウイルスによる緊急事態宣言や酒類提供禁止を受け、純米吟醸と梅酒に例年のようにブランド名を付けず、銘柄「NonTitle.」として、特別価格での販売を行う。

酒類提供禁止を受け、この期間に首都圏へ出す予定だったお酒を、特別割引にして販売を行う。製品名は、「Non Title.(無題)」。4月末~5月の期間限定で特価販売するため、ブランド名を付けないが、それでも、一本一本、今冬丁寧につくりこんだ自慢の純米吟醸と本格梅酒となる。自粛期間中の家飲みに買い求めてもらいたいと考える。

明利酒類では、10月から酒造りが始まる。春に、たくさんの人に酒を飲んでもらうのを楽しみにして、厳しい冬に洗米をこなし、神経を使う大吟醸の仕込みを行い、春先に最後のもろみを絞る。いよいよ今年の酒を出荷できる、このようなタイミングでの新型コロナウイルスによる緊急事態宣言、酒類提供禁止。一瞬、途方に暮れた。ただ、それでも前を向かなければ。なんとか今年のお酒を飲んでもらいたい。例年のようにブランド名を付けなくとも、特価にすることで多くの人の目に触れ、手に取ってもらいたい。このような時だからこそ、「心がほっとする、和らぐ」酒の価値を感じてもらいたい。そのような想いを、「NonTitle.」という銘柄の中に込めた。

「Non Title.(無題)」は純米吟醸1.8L、本格梅酒1.8Lのセット販売。メーカー小売希望価格5500円(税込)。※送料込みの金額。

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