2021年04月08日 16:44

主婦の友社は、4月19日、「野菜まるごと冷凍レシピ」を発売する。

野菜の冷凍保存というと、週末にまとめて行うもの。きれいにカットしたものを小分けにしてラップで包み、ファスナーつき保存袋に入れて冷凍室に入れなければいけない。時間も手間もかかるから、かえってめんどうな作業というイメージはないだろうか。また、冷凍すると鮮度も味も落ちるのではないか、と考えていないだろうか。本書は、そんな野菜の冷凍保存のイメージをくつがえす本だ。

野菜は洗わず、汚れをさっと拭きとればOK。玉ねぎやじゃがいもの皮はむかずまるごとポリ袋に入れて口をしばり、冷凍室へ。これで完了。皮むきもカットも冷凍前にしなくていい。これなら、平日の仕事帰りに見つけた特売野菜も悩まず買うことができる。

冷凍した野菜には生野菜にはない利点がたくさんある。玉ねぎを例に挙げると、凍ったままサクサク切れ、切っているときに目が痛くならない。みじん切りしても泣かなくてすむ。さらに、冷凍玉ねぎは生をいためるよりかなり早くあめ色になり、味も濃縮。いも類は皮つきのまま冷凍し、調理する際に皮をむくが、水に1分ひたすだけで皮が手で薄くつるんとむける。ほかにも、冷凍によって細胞が壊れているので味がしみるのが早かったり、うま味が濃縮されるため調味料を控えられたり。本書ではそんな冷凍野菜ならではのいいところを引き出すレシピをたっぷり紹介している。

価格は1300円(税抜)。発売日は4月19日。

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