2021年04月08日 16:40

K-BOOK振興会は、韓国翻訳文学院の後援のもと、2021年「日韓出版人交流プログラム」を4月からオンラインで開催する。

出版という仕事は言葉と文字を使って、伝統的でありながら、常に新しいものを盛り込むこと。また文化が異なる言語圏の本を読むことは、異なる世界をそのまま見ることでもある。本を作り、売る人が書く人と読む人をどう結び付けているのか、韓国の出版関係者に6回にわたって耳を傾ける時間を設けた。この交流プログラムを通じて、新たな本が生まれ、その本が読み手と書き手を結び付けてくれることを願い、開催する。「出版人交流」は、本を作る人だけではなく、本を売る人、本を書く人、本を読む人、すべての人を含んだ交流を意味しており、誰でも参加可能なプログラムとなっている。

プログラム詳細は、第1回「韓国出版トレンドを聞く」(4月23日)、第2回「文芸編集者に聞く-SNS時代の本と編集者」(5月21日)、第3回「人文書編集者に聞く―著者をどのように発掘するか」(6月25日)、第4回「絵本編集者に聞く」(7月16日)、第5回「書店店主対談:本を薦めることの喜びと苦しみ」(11月20日)、第6回「韓国の文芸誌『Littor』と日本の文芸誌『文藝』編集者対談」(11月21日)。

参加費は、1回券1500円、6回通し券5000円(第5回、第6回は無料)。日程は4月~11月。オンライン会議システムZoomを使用。

K-BOOK振興会公式サイト