2021年04月07日 15:24

料理通信社は、第5回「食生活ジャーナリスト大賞」の「ジャーナリズム部門」を受賞した。

食生活ジャーナリストの会主催、2016年創設の「食生活ジャーナリスト大賞」は、食に関する情報発信や食文化(食育、料理、調理、地場産業の振興、食文化の継承など)の分野ですぐれた活動や業績を残している個人または団体を顕彰する賞で、毎年、「ジャーナリズム部門」と「食文化部門」の2部門の受賞者を発表している。

アマナグループの料理通信社(2005年創業)は、「食で未来をつくる・食の未来を考える」をテーマにしたWeb料理通信「The Cuisine Press」の運営を通して、食を取り巻く社会課題に向き合う報道を展開。2020年までは雑誌「料理通信」も発行。国内外の様々な食に関わる情報発信を行っている。

コロナ禍において食業界が苦闘する中、同社による食の未来性を予感させる先進的な取り組みを次々に伝えた一連の報道が評価されて今回の受賞となった。3月29日に日比谷図書文化館4階スタジオプラス小ホールにて行なわれた授賞式では、同社編集主幹の君島佐和子さんが、「食メディアの役割とは?」と題してスピーチを行なった。同社は今後も、食に携わる人々の仕事に目を向け、食が担うことができる大きな役割を丁寧に翻訳し、料理通信社だからこそできる発信を続けていく。

料理通信社