2021年04月05日 17:18
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サイバネットシステムは「バーチャルデザインレビュー」に、本田技研工業と共同で特許申請中の新技術「仮想現実・複合現実感を用いて解析結果を可視化する方法」をオプション機能として実装。4月5日から販売開始する。

設計・開発の現場では、CAEで得られた解析結果を関係者間で正しく解釈し共有するのに時間がかかることが課題となっていた。主に使われてきたのは、VRシステムによる解析可視化ソフトウェア結果のキャプチャ表示と、解析可視化ソフトウェアに組み込まれるVR 出力機能による表示。

どちらの方法も、VRシステムのコントローラーでは解析可視化ソフトウェアの設定変更機能がないことから、VR上でのリアルタイムの可視化の設定変更が困難だった。また設定変更には解析可視化ソフトウェア側でオペレータの操作が別に必要になることから、VRシステム側の確認者の意図をオペレータの操作に正確に反映させることが難しいという課題もあった。

この課題に対し、以前よりバーチャルデザインレビューのユーザーであった本田技研工業と共同でVRを活用した解決方法の検討を進め、解析結果の可視化をVR空間内で容易に実現する手法を開発。今回追加された新機能によって、VR空間内で設計者自ら3次元的な構造を観察しながら、コントローラーの操作だけで、流線開始位置の設定や温度情報の確認が可能となる。