2021年04月02日 17:52

ライブリッツは、4月からドローンによる撮影データを蓄積・利用する農家向けのサービス「One Drone」を開始。農業経営支援アプリ「Agrion」を利用する農家(Agrion農家)の協力を得て、ドローンを活用した一次産業向けサービスの研究開発に着手した。

「One Drone」はドローンで撮影した圃場の画像をアップロードすると、自動解析してオルソ画像やNDVI指数マップなどに変換。変換された画像はGoogleマップ上に一覧表示され、時系列順や圃場別に並べかえて見たり、コメントを付記したりできる。

ライブリッツはAgrion農家が収集するドローンによって取得できるセンシングデータを蓄積・分析。それとともに、Agrion農家のアドバイスを得ながら、農業や酪農など一次産業向けのドローンを活用したサービスの研究開発を進める。一方、Agrion農家は、変換された画像を利用して作業の振り返りや次の耕作に役立てながら、One Droneの機能や一次産業におけるドローン利用について現場ならではの意見を提供する。

ドローンによって取得するデータをAgrionに連携することで、圃場の状態や生育状況の監視に役立てられ、生産力向上や作業負担削減が実現できる。ライブリッツは、これからもAI、IoTなどの最新ITを活用し、農業をはじめとする一次産業のイノベーションを進めていく。