2021年03月08日 09:43

マネーフォワードは、電子契約サービス「マネーフォワード クラウド契約」を、5月より提供開始する。

政府は、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、出勤者7割減を呼びかけ、テレワークを推進している。しかし、押印のために出社する「ハンコ出社」がテレワーク推進のハードルとなり、企業はハンコレス・ペーパーレス実現に向けた、電子契約導入を加速。一方で、紙の契約書がすぐに電子契約に切り替わることはない。そのため、企業の管理部門や法務部門の担当者は、紙の契約書と電子契約の両方を管理しなければならず、業務が煩雑になっているという課題がある。こうした課題を解決するため、紙の契約書と電子契約を一元管理できる「マネーフォワード クラウド契約」の提供を開始した。

「マネーフォワード クラウド契約」は、契約のワークフロー申請から契約締結・保管をクラウド管理できる電子契約サービス。紙の契約書を発行する際に必要な印刷・製本・押印・郵送などの手間や時間、コストを削減できる。紙の契約と電子契約の一元管理が可能で、契約管理の業務効率化を実現。同サービスと「マネーフォワード クラウド」の各種サービスを連携して、契約締結から債権・債務の発生、会計処理までを一気通貫で管理することができるようになる。同サービスの開始により、今後同社は、経理財務・人事労務に加えて法務領域も含めたバックオフィス全体の課題解決を目指していく。なお、同サービスは、中堅企業向けバックオフィス統合ソリューション「マネーフォワード クラウドERP」のサービスラインナップに加わる。

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