2021年02月26日 17:31

エムティーアイが運営する、健康情報サービス「ルナルナ」では、定期的にサービス内で様々な意識調査を行っている。ルナルナ通信Vol.43では、コロナ禍における女性の働く環境の変化による生理前後のココロとカラダへの影響についての意識調査の結果を公開した。

まず、2020年1月から2020年12月の間に就労経験がある女性に、2020年1月以降に新型コロナウイルス感染症の影響により、労働環境への変化があったかをたずねたところ、「あった」が63.6%、「ない」が36. 4%となり、6割以上の人が何らかの影響を受けていることが分かった。

続いて、働く環境に変化があった女性に、2020年1月の新型コロナウイルス感染症発生前と比較して、PMS(月経前症候群)など生理前後の症状に影響を感じるかをたずねたところ、4割弱の人が影響を感じていた。症状の変化としては、良い影響は約1割、メンタルなどへの悪い影響を感じる人が9割以上。具体的な症状を聞いてみると、1位が「生理痛(下腹部痛)」41.6%、2位が「イライラする」40.3%、3位が「貧血・めまい」23.4%となった。新型コロナウイルス感染症に対する有効な治療法が確立されていない状況のなか、不安と隣り合わせの生活により、特にココロの不調が増えたと感じる女性が多いことが分かる。

自由回答には「不正出血になった」といった声も目立ち、カラダへの影響も心配な症状が出ている人もいた。一方で、症状に悪影響がみられても約8割の人は受診していないことも分かった。詳しくはこちら