2021年02月22日 17:50

昨年10月にプレオープンし、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため年始から予約受付を停止していた長野県茅野市の「ヤマウラステイ」が、ゴールデンウィークがはじまる4月28日宿泊(催行)分からグランドオープンする。同時に、地域の住民とふれあうここだけの体験プログラム「ちの旅アクティビティ」も受付を再開する。

「ヤマウラステイ」は、「観光まちづくり」の柱として、茅野市内で年月を重ねてきた4棟の風情ある古民家を利用した、一棟貸し素泊まりの宿泊施設。4棟の古民家の改修にあたっては、日本文化研究・古民家改修の第一人者として知られるアレックス・カー氏がプロデュースを行い、長い歴史が積み重ねてきた柱や壁、家自体が持つ歴史の風格や美しさを大切にしつつ、機能の面で大規模な改修を施した。古-民家の持つ贅沢な佇まいと、家としての快適さを、カー氏の美意識でつないだ上質な空間を実現している。

機構では、ヤマウラステイを地域への入口と位置づけ、滞在中に地域の生活を垣間見られる郷土料理体験や、地元のガイドの案内で町をめぐる町歩きなどの滞在交流プログラム「ちの旅アクティビティ」への参加を通して、この地で生きる人の知恵やよろこびにふれる出会いを創出することも期待。

ヤマウラステイと「ちの旅」による観光客と住民との交流を通じて、美しい風景、まちなみ、伝統的な暮らしや食文化などの地域の魅力を残しつつ、持続可能な地域をつくることを目指す。詳しくはこちら