2021年02月05日 17:21

インプレスR&Dは、インターネット協会、日本ネットワークインフォメーションセンター、日本レジストリサービスと共同で運営している無料バックナンバーサービス「インターネット白書ARCHIVES」に、2020年版の「インターネット白書2020(副題:5Gの先にある世界)」の記事を追加掲載した。

「インターネット白書ARCHIVES」は、インターネットの黎明期(1996年)からの歴史を年鑑として発行し続けている「インターネット白書」のバックナンバーをデジタル化し、無料で検索・閲覧できるようにしたWebサービスだ。今回、新刊「インターネット白書2021(副題:ポストコロナのDX戦略)」が発行されたのを機に、2020年版をアーカイブスに追加登録した。

この2020年度版では、前年の2019年を振り返り、2020年に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックに向かってデジタルサービスを強化しようとしていた各分野の動きを追っている。オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて商用サービスを開始しようとマーケティング活動を活発化していた5G。放送・通信分野では、NHKの常時同時配信が認可された。さらにキャッシュレスブームを政府が後押し、その後の「タッチ決済」の整備も着々と進行。暗号資産では市場拡大を受け、資金決済法などの法改正がなされている。国内事業者では、ヤフーとLINEの経営統合に注目が集まる一方、世界では強大な影響力を持つプラットフォーマーに対しての規制の議論が活発になり、その内外での対応についても報告している。

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