2021年01月26日 16:19

ゼンプロダクツは2021年1月26日より、WEBブラウザーだけで記事の執筆・レビュー・AI校正が行える執筆用サービス「Shodo(TM)(ショドー)」のオープンベータ版をリリースした。

「Shodo」のAI校正では「BERT」と呼ばれる最新の機械学習技術を利用し、漢字の変換ミスやタイプミス、不自然な日本語の改善を提案。ルールによる自動校正では「ら抜き言葉」の指摘や、ですます・だであるの統一、連続する助詞の指摘などが行われる。また、ルールをチーム内で共有でき、ルールは自動で共有され、メンバーは単に記事を書くだけで自動的にルールに従った校正チェックが適応される。

さらに、書いた記事にそのままレビュー(査読)コメントを追加できるため、レビューの結果、記事を修正する際にもレビューコメントを見ながら文章の改善が行える。執筆している記事のステータス(状態)は「アイディア」「執筆」「レビュー中」「レビューOK」「完了」の段階ごとに管理される。記事ごとに期限やチェックリストの管理ができるので、期限内に執筆し忘れるという問題を回避することもできる。

加えて、文中の単語や出現率を分析する機能を通して、SEO対策や読みやすさの推敲に活用できる。別途、SEO対策用のソフトウェアを起動することなく、執筆をしながらリアルタイムに文章の分析が可能。単なる文字として分析するのでなく、文の日本語を形態素解析して単語ごとに出現率を算出する。