2021年01月21日 18:09

パーソルプロセス&テクノロジーは、社員の健全な「複業」促進を支援するサービス「プロテア」の先行受付を開始した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、社員の雇用を守ることを目的に副業・兼業を進めていく企業も増えているが、企業にとっては、社員の副業活動の状況をいかに把握・管理していくかが課題となっている。また、パーソルP&Tが2020年12月に全国の会社員を対象に行った「副業の潜在ニーズに関する意識調査」では、副業未実施者においても、副業がキャリア開発につながると考える割合が62.3%に上ることが分かった。一方で、課題やネガティブな印象が先行し、制度設計やキャリア活用までには至らない企業が多いのも事実だ。

企業にとって複業を促進することは、様々な変革が求められるこれからの時代において、社員に新たな成長機会を提供するための重要な人事戦略となる。単なる副業許可制度ではなく、企業と社員の成長につながる適切な複業促進を支援するため、パーソルP&Tでは「プロテア」を企画・開発した。「プロテア」では、経営者・人事担当者向けに、社員の複業に関する活動状況を可視化するとともに、社員向けにはキャリア自律につながる複業活動を支援するプログラムを提供。企業は、同サービスを活用して社員の複業を推進することで、複業を通じて得られた社員のキャリアを、会社の資産としても可視化し蓄積することができる。社員に対しては、社員が自ら人生の選択肢を拡げていくための機会提供と、「自ら考え選びとっていく力」を身につける支援プログラムを提供する。

正式サービスの提供開始は4月(予定)。

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