2021年01月15日 18:40

東芝データは、東芝の浜松町本社と川崎本社の社員食堂において、12月1日より、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート(R)」を導入した。

同グループでは、東芝データがスマートレシート(R)によって収集した食生活関連データを、東芝が推進する「精密医療」領域におけるAI技術を活用したデジタルヘルス事業に組み合わせる実証実験を来期より実施し、従業員の健康増進をサポートする。

今回、スマートレシート(R)を導入したのは、東芝グループの従業員約1万人を対象とした社員食堂。スマートレシート(R)により、利用者は、食べた日付、メニュー、金額などの利用データの確認に加え、食生活の振り返りを行うことができる。また、東芝データは収集したデータを分析し、個人に合った栄養バランスの良いメニューや野菜不足を補う一品を推奨するお得なクーポンを送付することが可能となり、従業員の食生活の改善のサポートに貢献できる。

今後、東芝データは、スマートレシート(R)を東芝グループの他の事業所の社員食堂にも展開するとともに、社員食堂で収集した食生活関連データと、スマートレシート(R)を導入しているスーパー、飲食店、大手チェーン店などの購買データとの連携を図る。さらに、ウェアラブルデバイス等で収集できる体温・血圧等の日常のバイタルデータとの連携も進め、希望者に対して個別化された健康アドバイスを行うといった、ヘルスケアサービスとしての展開も予定している。