2021年01月13日 16:26

JX通信社は、ソフトバンクに対して、同社リスク情報サービス「FASTALERT(ファストアラート)」のAPIを通じた新型コロナウイルス感染症に関するリアルタイム統計データの提供を開始した。

「FASTALERT」は、AI(人工知能)がSNSから災害、事故、事件などのリスク情報を収集し配信するWebサービス。2016年9月のリリース後7カ月で、全ての民放キー局とNHKで採用。各局ニュース番組における「視聴者提供」動画定着の原動力になった。2018年の日本新聞協会技術開発奨励賞を受賞。現在はSNS緊急情報サービスでシェアNo.1の業界標準として全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業でも幅広く導入実績がある。新型コロナウイルス罹患者数リアルタイムAPIは、「FASTALERT」の追加機能として2020年より提供を開始し、大手ポータルサイト等でも活用されている。

ソフトバンク新本社が入居する「東京ポートシティ竹芝」では、東急不動産を幹事社として、スマートシティの先端拠点としての社会実装を推進している。今回同社が提供する新型コロナウイルス罹患者数リアルタイムAPIの情報は、地区内に設置される43カ所(2020年12月時点)のデジタルサイネージや、ソフトバンク従業員に配布されているスマートフォンアプリに配信され、ビル内から収集されたビッグデータとともに、快適で安全な就業のための情報提供に役立てられる。

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