2021年01月13日 16:22

パナソニック産機システムズは、流通小売業や飲食店、不動産デベロッパーなどに向けて、1月12日より、業界で初めて冷凍温度帯にも対応した「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」の受注販売を開始する。
昨今の社会情勢に伴い、冷蔵品・冷凍品の宅配需要や飲食店の持ち帰り需要が高まっている。今回発売する「受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー」は、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応しており、これまでの一般的な受け取り用ロッカーでは利用できなかった要冷凍・要冷蔵の食品にも利用できる。また、制御ユニットとロッカーユニットからなるシステム構成になっており、スペースやニーズに合わせてユニットを柔軟に組み合わせることで、屋外を含む様々なロケーションへの設置が可能。さらに専用のクラウドサービスによる遠隔監視で管理面でも安心・安全だ。食品小売業のネット販売やピックアップサービス、飲食店のテイクアウト等における非対面による新しい受け渡しスタイルを提案する。
同製品が、店頭のほか、自宅の近くやいつも立ち寄る場所、会社や最寄り駅、保育園などに設置されることにより、サービス提供者とサービス利用者双方の利便性を向上する。同社は今後も、冷凍・冷蔵設備をはじめとする、機器やサービスの提供を通じて、幅広い業界に貢献していく。
メーカー希望小売価格はオープン価格。発売開始日は1月12日受注開始。