2021年01月13日 15:46

Sansanは、シード・プランニングが実施した法人向け名刺管理サービスの市場動向調査において、クラウド名刺管理サービス「Sansan」が業界シェアの83.5%を占め、8年連続となるシェアNo.1を獲得した。

同調査では、2019年の法人向け名刺管理サービスの市場規模は130.5億円と、市場が引き続き拡大していることを報告している。特に、新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークを本格導入する企業が拡大したことは、SaaS企業にとって追い風になった。そんな中、デジタル化を通じた働き方改革や、組織やビジネスモデルの変革を行うデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、SFAやCRMとの連携拡大によるビジネスプラットフォームとしての機能性の向上に各社注力している。

同社の法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」はマーケットシェアの83.5%のシェアを占め、調査が開始された2012年より8年連続でシェアNo.1となる。同社は2007年より、名刺が持つ本来の価値に注目し、名刺管理サービス市場をゼロから開拓した。「名刺情報をデータ化する」という枠を越え、組織内での人脈共有、顧客管理機能や、正しくデータ化された名刺情報・コンタクト情報をより有効活用できるビジネスプラットフォームとして発展を遂げている。2020年6月には、オンライン商談やウェビナー利用拡大に伴う顧客ニーズにいち早く応える形で、「オンライン名刺」機能の提供を開始。「名刺管理から、働き方を変える」というコンセプトに基づき、世の中の変化に柔軟に対応することで、顧客体験向上に取り組んでいる。

Sansan