2021年01月08日 13:13

JX通信社とパトライトは、JX通信社が開発・販売するAI緊急速報ツール「FASTALERT(ファストアラート)」を用いた防災ソリューション分野で連携を行う。

JX通信社は、報道分野に特化したテックベンチャー。同社の「FASTALERT」は、マスメディア・自治体・インフラ企業などで幅広く活用されている、AI緊急速報ツール。ソーシャルメディアで投稿される事件・事故・災害・事件・事故・テロ・インフラ障害などの情報事象をAIが収集・解析し、重要な必要な情報だけを映像等とともにリアルタイムに即時配信する。

「FASTALERT」はWebブラウザで利用できる、導入コストの低廉さと、必要なエリア・種別の情報のみを受信できる選択性が特徴だが、多様な情報の監視を必要とする企業などから、より視認性の高い受信方法を求める声があった。今般、パトライトのネットワーク対応型表示灯と公式連動を実現したことで、信頼性の高い形で、クラウド上の「FASTALERT」基盤システムから直接、指定した情報の受信を通知することが可能となった。

今回、「FASTALERT」に対応する製品は、パトライトが提供する「NH-FVシリーズ」。NH-FVはEthernetで通信・制御を行うタイプの積層信号灯だ。ランプ点灯による「光」の情報の他、MP3音源を再生することで、「音声」情報の報知も行える。監視業務に幅広く用いられているパトライトとの販売連携提携により、JX通信社が提唱する「ソーシャル防災」の可能性をより広い分野で啓蒙し、販売を拡大していく。

JX通信社 / パトライト