2021年01月05日 17:29

日本経済大学は、2021年度入学試験のうち「一般選抜」(1月8日出願受付開始)のオンライン入試において、AIを活用した「オンライン試験監督システム」を導入する。

本学では、2021年度の入学試験において、「総合型選抜入試」をはじめ「一般選抜」などすべての入試で、「来校受験」か「オンライン受験」を選ぶことができる。学科試験を実施する一般選抜のオンライン入試において、最先端のAI技術と人の目を組み合わせた“オンライン試験監督システム”を導入し、受験生の様子を厳密に確認することができる体制で試験を実施する。新型コロナウイルスはいまだ猛威を振るっており、試験会場や移動での感染リスクを少しでも減らし、一方で入試の公平性を確保するため、ウィズ・コロナ時代の新しい形の入試として、今回初めて導入することになった。

オンライン試験監督システムにおいては、旺文社とEdulabが提携し、サービス展開している「Check Point Z」を採用。「Check Point Z」では、試験実施中の受験者の様子やPCの操作ログ等を全て記録し、AIと人により二重チェックすることで、受験中の様子を厳密に確認する。このシステムは英検CBTでも導入され、九州の大学入試としては初の導入となる。

受験生は事前に接続テスト等を行い、問題があった場合は機器やWifiルータを無料で貸し出する。試験日にはサポートデスクを設置して、リアルタイムでサポートを行い、通信障害で受験できなかった場合は別日に追試が可能。