2020年12月28日 00:08

凸版印刷は、「One touch to LINE」シリーズの展開を開始した。
同社は、LINE Biz Partner Programにおいて、Technology Partnerの認定を受けている。今回、同社はNFCタグからスマホをかざすだけでLINE公式アカウントとつながり、トーク上でのコミュニケーションを可能にする「One touch to LINE」シリーズの展開を開始した。
「One touch to LINE」シリーズは、ミュージアムや商業施設などの展示物に添付されたNFCタグにスマホをかざすだけで、すぐにLINE公式アカウントと友だちになることが可能。QRコードを読み取るために、リーダーアプリを起動することが不要となるため、ユーザーはストレスなくLINEでのコミュニケーションを行うことができる。運営企業側にとってはこれまで以上にリアルからデジタルへの誘導強化を図ることができるため、適切なタイミングでの理解・購買促進施策やチャットボットを活用したコンシェルジュ機能、外国語対応など、さまざまな用途に利用できる。
同シリーズの第1弾である「One touch スタンプラリー」は、ミュージアムやイベント会場などの展示物に添付されたNFCにスマホをかざすだけで、ストレスなくLINE上でスタンプラリーに参加することが可能。なお、「One touch スタンプラリー」の販売開始に先立ち、ミュージアムや商業施設などで、参加者の利便性検証を目的にした実証実験を実施・予定しており、順次サービスの開発を進めていく。