2020年12月09日 14:50

リーガルテックは、知的財産のマネタイズを支援する「Tokkyo.Ai IPマーケットプレイス」の提供を開始する。

同社は、国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、電子契約プラットフォーム「Keiyaku.Ai」、法令判例検索サービス「Legal Search」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを展開している。

「知財のマネタイズ」は長きにわたり大きなテーマとして取り上げられてきているが、これまであまりうまくいっていないという現状があった。同社は、誰でも知財を簡単に取引できる場を提供することで、日本初のOMO知財取引プラットフォームで「知財のマネタイズ」という課題にメスを入れ、日本の知的財産の利活用を促進。また、今後は独自のビッグデータ処理技術やAIを活用したサービスの提供もしていく。

「Tokkyo.Ai IPマーケットプレイス」は、オンライン上で誰でも簡単に知財を出品でき、また出品された知財を閲覧し、気になる知財があれば商談につなげることができる知的財産の取引プラットフォーム。出品できる知財は「特許・実用新案」「デザイン・意匠」「商標」「著作権」などで、出品者は知財の概要・アピールポイントなどを入力し、「売買」「ライセンス」「応相談」から取引形態を選択し、出品する。購入希望者はこれらの知財をジャンルごとに閲覧することが可能。そのなかで気になる知財があれば、商談ボタンをクリックするだけで出品者と商談をすることが可能となっている。

Tokkyo.Ai IPマーケットプレイス