2020年11月11日 18:52

台湾北海岸の観光資源を企画管理する「交通部観光局 北海岸および観音山国家風景区管理処」では、MRT淡水駅を起点に、中角湾、金山老街、野柳地質公園など16の駅に停車する「台湾好行-716冠北海岸線」を活用した周遊観光を推進。新型コロナ流行後の自然観光需要の高まりを受けて、2020年4月より新たに「老梅駅(綠石槽)」が追加となり、企画乗車券もリニューアル、2021年4月30日まで利用できるようになった。

台北からのアクセスも良く、ビーチやサーフスポット、国家風景区の多く集まる北海岸は新型コロナ流行後のアウトドア・自然観光需要を受けて注目が高まっているエリア。今回追加となったスポット・老梅緑石槽はCNNによって台湾の八大秘境のひとつに選ばれ、毎年2~5月には自然が織りなす美しい緑の絨毯をカメラに納めようとたくさんの写真愛好家が訪れる。

また、当駅周辺にはユニークな写真スポット「老梅迷宮」もあり、SNSでも話題。淺水湾(チェンシュイワン)、白沙湾(バイシャーワン)、中角湾および野柳地質公園では公共自転車(YouBike)をレンタルすることができ、好きなサイクリングコースを選んで景観を楽しんだり、北海岸をぐるっと周遊することもできる。

さらに、中央尖端湾のサーフィン環境を改善し、北海岸観光の発展を促進するため2019年12月には中角湾ビジターセンターにサーフィンセンターを併設し正式オープン。国際的なサーファー育成・訓練のための施設を目指す。路線概要はこちら