2020年11月11日 16:02
Maaapは、中小企業をメインとしたM&Aマッチングプラットフォーム「Maaap(マープ)」を本格開始する。
昨今、企業経営者の高齢化に伴う後継者不足問題が叫ばれている。2019年の国内中小企業の休廃業・解散件数は4万3348件で、その6割以上が黒字企業となっている。休廃業企業の代表者の年齢を見ると、約4割が70代で、60代以上では8割を超えている。業績が好調なものの、休廃業・解散する大きな要因として「代表者の高齢化」が挙げられている。
同社は2019年からM&A仲介をメインに事業展開しており、直近1年程度で6件の支援をした。しかしながら、M&A業界において、大手ではない中小企業案件が全国的にまだまだカバーしきれていない現状を課題視していた。こうした背景のもと、今回その課題解決のために、M&Aのマッチングを促進する、中小企業をメインとしたプラットフォームの展開を正式開始した。
「Maaap」は、売り手の売却希望価格と買い手の購入希望価格を納得のいく価格で実現するサポートを行う。通常、活動開始から成約まで6カ月から1年間を要するM&Aを、「Maaap」では平均3カ月程度で実現。経験豊富なM&A実績のあるアドバイザーの支援により、迅速かつ丁寧な対応を提供し、満足できるM&Aを実現する。
なお、同社は11月1日より社名を「株式会社エスネッツ」から「株式会社Maaap」に変更した。「Maaap」をはじめとしたM&A事業に、今後さらに注力していく。