2020年11月10日 19:13

エル・システマジャパンは、ベートーヴェン生誕250周年記念国際動画プロジェクト「GLOBAL ODE TO JOY」の、日本で唯一のオフィシャルパートナーになった。第九が年の瀬の一大イベントになっている日本から世界に向け、喜び溢れるショートムービーを発信していく。

2020年12月に、楽聖ベートーヴェンは誕生から250周年を迎えるが、ホールが閉鎖され、コンサートがキャンセルとなる中、思い描かれていた盛大な祝賀イベントは開催できなくなってしまった。本プロジェクトでは、エル・システマジャパンをはじめとするグローバルパートナーや国際的なアーティスト、そして多くの人の協力のもと、今から12月のベートーヴェンの誕生日までの間、喜びに満ちあふれた動画をたくさん集め、シェアする。

特に優れた動画はGoogle Arts & CultureのYouTubeチャンネルやグランド・フィナーレ動画に採用される。12月初旬公開のこのグランド・フィナーレでは、動画の中から最高に楽しい瞬間をいくつか抜き出し、ベートーヴェンの歓喜の歌の合唱と組み合わせる。

プロジェクトではMusic For Reliefのための支援金を募り、集まったお金は、新型コロナのパンデミックによって金銭的に苦しんでいる音楽家や、音楽を通してメンタル・ヘルスの支援を行うプログラムのために活用される。提出締め切りは2020年12月1日。さらに詳しい情報はこちらのQ&Aへ。