2020年10月30日 17:28

ボールドライトは提供するデジタルマップ・プラットフォーム「プラチナマップ」に、cynaps(シナプス)が提供するCO2等計測IoTシステム(hazaview)を連携。デジタルマップ上でリアルタイムに室内の換気状態(CO2濃度)を見える化するソリューション「プラチナマップ Air」を、自治体・観光関連施設・イベント会場等向けに10月30日(金)より提供開始する。

密閉状況の把握には室内のCO2濃度計測が利用され始めているが、ほとんどは計測デバイスで数値を直接確認するか、管理者だけが見られるシステムで来訪者自らは密閉状況を把握できないため、密を事前に回避できない状況を解決する必要がある。

プラチナマップは主に観光向けのエリアガイドマップとして活用されているが「hazaview」との連携により、計測デバイスを設定した施設の換気状況も見える化。利用者はマップ上で俯瞰して、行きたいエリアにある施設情報プラス換気状況までを効率的に把握できるため、密を回避した外出が可能になる。

プラチナマップは施設案内マップをデジタル化する「グラフィックマップ」機能も持っており、この機能と「プラチナマップ Air」を活用することで、従来デジタル化できなかった大規模屋内施設内のゾーンごとの換気状況をデジタルフロアマップ上で可視化。これにより、特にクラスター感染に危機感を持っている収容人数の多い大規模屋内施設で、イベント等参加者自らが自然と安全なゾーンへ移動するよう誘導できる。