2020年10月30日 13:31

サッポロ不動産開発は、「街から生まれる物語を届ける、全く新しいブックレーベル。」をコンセプトにした新たな出版事業「STREET&BOOKS」の実証実験を10月31日より開始する。

同事業は、デジタルサイネージで展開する、街を舞台にしたブックレーベルという新たな出版事業のビジネスモデル開発を目指した取り組み。第1回目の実証実験は、JR恵比寿駅から同社が東京都渋谷区で運営する複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」まで続く、動く通路「恵比寿スカイウォーク」にデジタルサイネージを設置し、物語を放映する。1日1話または2話ずつ物語が進行し、14日間でストーリーは完結。恵比寿ガーデンプレイスをはじめ、スタイリッシュなショップやモダンな建物がある一方、下町の雰囲気も感じられる恵比寿を舞台に、芥川賞作家・平野啓一郎さん、SNSを中心に活動している漫画家・吉本ユータヌキさんによる書き下ろしの作品を展開する。

放映作品は、放映翌日に公式HP上で、24時間に限り公開。限定公開となるため、まさに「今、ここでしか読めない」自分の街の物語として楽しめる。なお、公式HPでは、作品のオリジナル特典付き書籍の予約を受け付け、予約受注数が、一定部数を上回った場合のみ、書籍として販売される。実際に手に取ることで、より深く街の魅力に触れ、自分の街が世界一、好きな場所になるよう物語を届ける。

放映期間は、第1弾作品11月4日~17日(平野啓一郎さん「竜の昇る日」)、第2弾作品11月18日~12月1日(吉本ユータヌキさん「おさんぽ恵比寿」)。

「STREET&BOOKS」公式サイト