2020年10月26日 17:57

福島県の事業者マッチングを支援する「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」は、イタリア・ミラノのショップ内に出展する「JAPAN MASK展」において川俣シルクを使用したマスクを販売することを決定した。

川俣シルク事業者が取り組む「シルクマスクの欧州展開」に向けて、TENOHA MILANOプロデュースにより、欧州での販売機会が設置された。事前に実施した欧州マーケット調査においては、「息のしやすさ」「柔らかいフィット感」「繰り返し洗える」という3点が重要視されていることがわかった。そこで「JAPAN MASK展」では、川俣シルクのマスクを中心に日本各地で製造されたマスクをラインアップし、日本製手作りマスクの性能、そして独特の素材感を訴求した展開を行う。

販売するマスクは、「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」参画事業者の、齋栄織物、齋藤産業、斎脩絹織物が製造したシルクマスク。齋栄織物の「シルクマスク」は、ハンカチ用にシルクとコットンを交織したサテン地を二枚使いにしており、肌触りの優しさ、汗吸収の良さ、洗濯耐久性の良さが特徴。また齋藤産業の「ミラクルロールマスク」は、生地を約9分の1に縮めているので優れたストレッチ性と保温性があり、斎脩絹織物の「シルク立体マスク」は、口元がシルクコットンのため、肌に優しくさわやかな付け心地。

イタリアでの展開に合わせ、イタリア人デザイナーによるオリジナルパッケージにて販売する。「JAPAN MASK展」は、2020年11月2日~2021年1月29日の期間で開催.