2020年10月26日 11:32

ライトライトは、10月23日より、自治体と連携し現地の後継者問題を解決するマッチングサイトの運営を行う「relay the local(リレイ ザ ローカル)」を開始した。

同社が運営するクラウド継業プラットフォーム「relay(リレイ)」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。「relay the local」は、「relay」と地方自治体が連携し事業承継マッチングサイトを共同運営する取組みだ。事業承継を検討している地域の事業者へのヒアリングや取材記事化、後継者候補探しはもちろんのこと、移住者の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的にサポートすることで、現地の後継者問題を解決し、事業承継を起点とした、UIターンを促進する。

連携する最初の自治体は、宮崎県の南西部にある高原町。「relay」として自治体と初めての連携となる今回は、高原町の人が現地での各種コミュニケーションを、「relay」が取材や記事作成、後継者候補の集約などを担うことで、事業承継マッチングサイトの共同運営を行う。

最初の事業承継案件は「天然酵母田舎のパン屋さん」で、これから随時追加予定。「天然酵母 田舎のぱん屋」は、宮崎県高原町にある家族経営のぱん屋。町で2件あるぱん屋のうちの1件で、町内各地に製造したぱんを卸している。今回は、経営者の高齢化による後継者募集となる。なお、今回の後継者候補の人は地域おこし協力隊として高原町で雇用することも可能となっており、稀少なケースとなっている。

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