2020年10月22日 12:02

ラクスルの運営する印刷・広告のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」は、新たな集客支援サービスとして、宛名リスト無しで指定エリアへDM(ダイレクトメール)を配布する「エリア便」サービスをリリースした。
昨今、デジタルとアナログの融合が進む中、エリア特性に応じたメディアの使い分けとして「宛名なしDM」の市場が伸長している。ラクスルでは、これまでもユーザーから、手元に宛名リストが無くDMの郵送ができなくてもポストカードを届けたい、ブランドを配慮してチラシ以外の存在感のある配布物を指定エリアへ配布したいという声が数多くあった。また、「宛名なしDM」は、配布物の手配、エリアの選定を配達拠点に出向いて行わなければならず、準備の負担が大きいことが課題として挙げられていた。
同社は、こうした課題を解決したいという想いから、これまでの新聞折込・ポスティングの集客支援サービスで培った経験を活かし、DMの印刷から指定エリアへの配布までワンストップで完結する「エリア便」サービスを開始した。「エリア便」は、注文・支払い・データ入稿の3ステップで完結。低価格で少ロットに対応する。エリアあたりの世帯カバー率がラクスルの集客支援サービスの中では高く、複数の配布物と混ぜることなく、1枚ずつ配布するため、反響率が期待できる。また、無料のデザインテンプレートも数多く用意している。
価格は、印刷+配布合わせて1部30円から(最少ロットは1000部、3万円)。対応エリアは、東京都23区、愛知県名古屋市、大阪府大阪市(順次拡大予定)。