2020年10月19日 18:45

エコカップ「森のタンブラー」の取り組みに力を入れているアサヒビールは、10月24日(土)・25日(日)に、愛知県豊田市の「Toyota Street Market」にて、豊田市の間伐材を原材料にしたご当地オリジナルの「森のタンブラー」を販売。また、11月からは、米国大使館が小中高校生に向けて「森のタンブラー」をイベントのノベルティとして配布する。

「森のタンブラー」は、使い捨てという消費行動自体を変革することを目標とし、使い捨てしない飲料容器として開発したエコカップ。アサヒビールとパナソニックでは2019年7月から、パナソニックが開発した「高濃度セルロースファイバー成形材料」を原材料とした「森のタンブラー」のテスト販売を開始した。

本材料はナノ~マイクロに微細化されたパルプ成分を55%以上含有する新開発の樹脂。間伐材などの木材から精製したパルプを主原料としているため、廃棄する際にも紙製品として分類することができ、プラスチックごみ削減への寄与を期待できる。

10月24日と25日に豊田市停車場で開催する「Toyota Street Market」では、豊田市の間伐材を使用した「豊田の森のタンブラー」を限定販売。地域の余剰有機物を活用したご当地オリジナルの「森のタンブラー」を販売するのは今回が初めてとなる。原材料には、豊田市の間伐材を活用して木工製品を製造する過程で発生した“おがくず”を使用し、タンブラーの正面中央には「Toyota Street Market」のロゴを印字した。詳しくはこちら