2020年10月14日 12:41

シノケングループは、インドネシア国内の看護学校「STIKES Bethesda Yakkum(SBY)」と、介護人材確保の戦略の一環として、介護人材の独占供給を前提とした業務提携契約を締結した。

顧客の生涯を通じて価値を提供する「ライフサポート」のシノケンは、人生100年時代を見据えた資産づくりや高齢者施設の運営、障がい者ケア、持続可能な開発ゴール(SDGs)に沿った建設事業、エネルギー事業、不動産ファンド事業と、国内外で幅広く事業展開している。

今回同社との提携を開始したSBYは、インドネシアのジャワ島中部南岸のジョグジャカルタに位置する看護学校で、その創立は1889年と、約130年の伝統を有する。本提携は、ヌディワルヨ大学(UNW)に続きインドネシア国内において2校目。UNWとの提携同様、学内に日本語研修センターを開設し、約6カ月間のカリキュラムを受講・所定の試験に合格後、特定技能1号の在留資格を活用し、2021年夏頃を目途に同社が保有・運営する日本の介護施設へ就労するという流れとなる。

今回のSBYとの提携により、インドネシア国内においてUNWとあわせて2拠点からの介護人材の供給体制を築いたことで、超高齢化社会が進む日本国内における介護人材不足に対する同社独自のソリューションを強化できることとなり、注力事業と位置付けるライフケア事業の拡大と充実を図る上で更なる前進となる。

シノケングループ