2020年09月23日 18:48

アドバンスト・メディアの「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが、TBSテレビが開発した文字起こしエディタ「もじこ」に採用。吉積情報にて販売が開始された。

「もじこ」とは、TBSテレビが開発したAI音声認識技術を使った「文字起こしエディタ」サービス。テレビ・ラジオ業界では日々、多くの文字起こしが行われているが、非常に手間のかかる作業である為、番組制作の現場では大きな負担になっていた。そんな文字起こし作業を減少させ、負担を軽減する事を目的に開発された。「もじこ」は、取材した音声・動画ファイル等の素材を、音声認識エンジンを活用して、素材長の実時間をかける事なく自動でテキスト化する。「もじこ」は、認識したい音声の種類や用途等に合わせて、音声認識エンジンの選択が可能。この度、「AmiVoice Cloud Platform」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが「もじこ」に採用された。

アドバンスト・メディアでは、「AmiVoice Cloud Platform」を軸とした音声認識のオープンプラットフォーム化を進めている。AmiVoice 音声認識APIを利用する事で、従来の音声認識開発に要する時間を大幅に短縮するとともに、高い認識精度の音声認識エンジンを簡単に組み込む事が可能になる。