2020年09月17日 18:27

岐阜県は「岐阜関ケ原古戦場記念館」を10月21日にオープン。一般公開は10月22日からとなる。

関ケ原(現在の岐阜県不破郡関ケ原町)を舞台に繰り広げられた、戦国時代最大の戦い「関ケ原の戦い」から、420年後のその日にオープンする「岐阜関ケ原古戦場記念館」。本館では、全国に及んだ戦いを俯瞰するグラウンドビジョンをはじめ、臨場感溢れる大迫力のシアター映像、関ケ原古戦場ならではの貴重な収蔵コレクションなどを展示するほか、記念館最上階の展望室からは、古戦場を一望できる。関ケ原の戦いを学び、体感できる、新たな拠点施設となる。

1階の床面スクリーンでは、講談師 神田伯山さんの語りによって全国を舞台とした東西陣営のスケールの大きな戦いを俯瞰して学ぶことができる。シアターでは、縦4.5m、横13mの曲面スクリーンと、振動や風などの演出により、関ケ原の戦いをリアルに感じられる大迫力の映像を楽しめる。2階の常設展示室では、関ケ原の地ならではの 貴重な資料を展示。関ケ原の戦いに関する武将の肖像画や古文書、武具などを公開し、戦いをより深く学べる。戦国体験コーナーでは、武具を触ったり、兜をかぶり戦国武将になりきって写真を撮ることができる。VRアトラクションでは、武将となって戦国時代の一騎打ちなども体験できる。5階の展望室は、記念館の最上階に位置し、360度全面ガラス張りの展望室からは、現在の関ケ原が一望できる。

「岐阜関ケ原古戦場記念館」は10月22日一般公開開始。