2020年09月16日 18:03

料理研究家 堤人美(つつみ・ひとみ)さんが、四季の食材ごとの漬け方と、漬けた保存食を使った料理やデザートのレシピを紹介する「堤人美の 旬を漬ける保存食」が9月17日が発売となる。

堤人美(つつみ・ひとみ)さんが、保存食づくりにはまったのは果物好きが高じてのこと。旬を過ぎても好きな果物を楽しみたいという思いが今やライフワークとなり、今回、四季の食材ごとの漬け方と、漬けた保存食を使った料理やデザートのレシピを紹介する。

保存食づくりの留意点は、清潔に保つことと、漬け込む食材の旬と味をよく知ることの2点のみと語る堤さん。仕込み後は、漬かり具合による味の変化も楽しみのひとつ。各食材(春:8、夏:9、秋:7、冬:6、計30食材)ごとの漬け方の他、使いごろ、保存期間や応用料理・デザート64メニューを丁寧に説明する。思いっきり外食を楽しめない生活が続くなか、旬の食材を漬けた保存食で、おうち時間の食事を楽しむことができる。

本書は「NHKきょうの料理ビギナーズ」2018年4月号から2020年9月号まで連載した「Tsu ke ru ~漬けて、おいしいレシピ~」に新しいレシピを加え、再編集したもの。春は、「いちごビネガー/いちごビネガークリームソーダ」、夏は「梅のサワー漬け/梅ペースト」、「ししとうのしょうがじょうゆ漬け」、秋は「洋梨酒/洋梨のフローズンカクテル」、冬は「ジンジャーシロップ&しょうが糖」など。

堤人美の 旬を漬ける保存食」は、9月17日発売。定価1540円(税込)。