2020年08月25日 16:12

ダイキン工業は、空気で答えを出す会社として空気にまつわる課題や悩みごと、素朴な疑問を自ら調査する「ダイキン 空気のお悩み調査隊」の活動を2011年6月より継続している。「夏場の日中にリビングの窓開け換気をする場合、エアコンの運転はどうしたらいいの?」をテーマに、マンションの広めのリビングを使った実生活空間で、2つの調査をした。
1つ目に、窓開け換気はエアコンの消費電力にどれほどの影響を与えるのか、2つ目に、定期的な窓開け換気に合わせてエアコンの電源を小まめにオン・オフした場合と、つけっぱなしにした場合ではどちらの消費電力が低いのか、を調査し結果をまとめた。
真夏の日中(7時~19時)の時間帯にエアコン「つけっぱなし」の状態で、30分に1回、5分間の窓開け換気をした場合と、窓開け換気をしない場合の消費電力量を調査した。結果、窓開け換気をすると、しない場合と比べてエアコンの消費電力量が多くなり、電気代が1日で約40.5円上がった。室内温度推移を見ると、エアコンをつけっぱなしにしていることで、窓開け換気をしても快適な温度範囲に収まっている。
同条件で、換気時にエアコンの電源を小まめにオン・オフ(換気時に電源オフ/換気後に電源オン)した場合と、エアコンを「つけっぱなし」にした場合の消費電力量を調査した。結果、窓開け換気をする場合、エアコンを「つけっぱなし」にした方が、小まめにオン・オフするより消費電力量が少なくなり、電気代が1日で約45.7円下がった。








