2020年08月25日 15:51

カヤックは、福岡県八女市の「関係人口創出事業」を受託し、人と人、人と地域のつながりを増やす取り組みとして、西鉄バス福島停留所にコミュニティライブラリーを併設した「つながるバス停」の企画および運営計画策定と、同市にコミュニティ通貨(地域通貨)サービス「まちのコイン」の導入を進めている。両施策ともに、10月11日の開始を予定している。

「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択され、現在同県小田原市で導入されている。市町村単独での事業としては八女市が日本で初の導入となる。「まちのコイン」は「つながるバス停」内のカフェスペースでの飲食などに利用でき、コミュニティ通貨が利用できるコミュニティライブラリー併設のバス停は、日本初の事例となる。

八女市の人口減少や過疎という社会課題の解決策として、コミュニティライブラリー併設の「つながるバス停」を提案。近隣の中学生高校生などが利用する西鉄バス福島停留所に、誰でも利用できる本棚とカフェ機能を持ったバス停を設置する。地域の魅力ある人とその人がオススメする本を月替わりで紹介し、利用者同士が「本」をきっかけにつながり、八女の魅力を再発見する場所になればと考えている。

「つながるバス停」には、誰でも利用できるコミュニティライブラリー、八女茶を飲めるカフェスペース、地域の魅力ある「八女人」を紹介するコーナー、八女杉を使用した本棚や建物を置く。