2020年08月24日 13:12
Offisis(オフィシス)は、8月24日、日本初のオフィス弁当ソーシャルデリバリーサービス「JOY弁(ジョイ弁)」の提供を開始する。
新型コロナウイルスに苦しむ飲食店の救世主と期待されたフードデリバリーサービスだが、配送員が受け取る報酬は低く、飲食店の手数料負担は重く、消費者が負担する配送料は高いという三重苦のビジネスモデルとなっており、本質的な解決に至っていない。一方欧米では、「ソーシャルデリバリー」という消費者同士が他の用事で移動するついでに物を届け合うデリバリーモデルが普及しており、フードデリバリー三重苦の解決が期待されている。
同社は、フードデリバリーサービスにおける三重苦を解決するため、友人・家族・同僚など信頼関係を構築できているコミュニティ向けに、社員の「ついで受取」で配送料や飲食店手数料が大幅減となる、日本初のオフィス弁当ソーシャルデリバリーサービス「JOY弁」の提供を開始する。「JOY弁」は、弁当の注文と、注文した弁当の受け取りを誰かにお願いできるアプリサービス。アプリ上でコミュニティ内(友人、家族、同僚等)のメンバーが注文した弁当を、代表者が自分の分を取りに行く「ついで」に仲間の分も「まとめて」受け取りに行く仕組みだ(=おつかい型配送)。第1弾は東京ミッドタウン日比谷内店舗の弁当が購入可能。さらに、2020年内に5つのエリアや自治体での展開を予定している。
利用料金はダウンロード無料(商品購入時に商品代金の支払いあり)。配送者おこづかいは商品代金の10%、店舗手数料は商品代金の10%。