2020年08月13日 12:08

湘南ベルマーレは、新型コロナウィルス対策のためのチーム運営費およびクラブ運営費補填を目的としたクラウドファンディングを8月下旬(予定)から実施する。

新型コロナウィルスの影響を受け、Jリーグの一時中断など、日本サッカー界は打撃を受けている。湘南ベルマーレも、湘南としては初となる3シーズン連続でのJ1の舞台で、新チームは湘南スタイルをさらに前進させるべく戦おうとしていた矢先、新型コロナウィルスによる大打撃を受けた。現時点で今期は大きな赤字見通しという、苦しい経営状況に陥っている。

コロナ禍で地域が落ち込む中、いま湘南ベルマーレにできることはなにかを考え、「こんなときこそたのしめてるか。」をスローガンに27の取り組みを行ってきた。その活動中、「クラブの経営も大変なのではないか?」「いつも楽しませてもらってるのだから、こういうときこそ力になりたい」など、クラブを取り巻くたくさんの人々から心強い声があった。

クラブ創立52年、湘南ベルマーレ誕生から20周年。これまでも、1999年のクラブ存続危機をはじめ、長かったJ2での戦い、J2降格など様々な困難を支援してくれる人々と共に乗り越えてきた。次の20年に向けて、湘南スタイルをさらに前進させ、J1定着、ACL出場を達成するために。そして、地域の人々にとって「ベルマーレがあってよかった」と心底思ってもらえるようなクラブへと成長するために。今回、クラブ初の取り組みとして、クラウドファンディングを立ち上げるに至った。

開始日は8月下旬(予定)。詳細は決まり次第、追って発表。

湘南ベルマーレ