2020年08月11日 10:27

土屋鞄製造所は、6歳以下(小学生未満)の子どもを対象に、オリジナル絵本のキャラクター原案となる絵を募集する「こどもデザインアワード2020」を8月7日より受付開始した。

土屋鞄のランドセルづくりは、1965年に創業者の土屋國男さんが自宅に併設した工房で始まった。半世紀以上にわたり鞄製造に打ち込み、子どもたちが6年間安心して使える、丈夫でシンプルなものづくりを大切にしている。

同社では、こどもたちの今しかかけない絵を未来に残したい、という思いから2013年から2020年3月まで、「ちびっこデザイナー大募集」企画を小学生以下の子どもを対象に開催していた。今回募集開始する「こどもデザインアワード2020」は、「沢山のことを吸収する就学前のこどもたちに感性を育むきっかけを届けたい」と新たな企画として生まれ変わった。土屋鞄でもはじめての試みとして、こどもたちと絵本制作でコラボレーションをする。

募集するキャラクターのテーマは「友だちになりたい『いきもの』」。こどもたちが自由な発想で描いた絵のなかから、大賞4作品をキャラクター化し、土屋鞄オリジナル絵本として製品化、ランドセル取り扱い店舗・オンラインストアで2021年春ごろから販売する。おしゃべりする動物や、願い事を叶えてくれる花、空飛ぶ車。こどもたちが描いた個性あふれるいきものが、絵本の中で物語をつむぐ。

募集期間は8月7日~10月6日。

こどもデザインアワード公式Webサイト