2020年08月03日 16:40

itakotoは8月3日より、遺書動画サービス「ITAKOTO」の提供を開始する。ITAKOTOは、遺書を動画で撮影し、大切な人に届けるサービス。手持ちのスマートフォンから大切な人を想い浮かべながら遺書を撮り、届けたい相手に撮った遺書を送ることができる。

届け先を設定し、心の準備ができたら手持ちのスマートフォンでメッセージを撮影。撮影し終わったら、相手に配信手配ができ、撮影した動画は相手に届けられ、web上で閲覧することも可能。遺書の撮影は手持ちのスマートフォンのカメラを使うので誰でも簡単に撮影でき、撮影した遺書動画は2要素認証を使った本人確認による高いセキュリティ性で保管される。

「ITAKOTO」の発案者は、田村淳さん。以前より死に方や弔い方の選択肢が今の社会になく、そこをアプローチするサービスを作るため、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。研究の一環で、SNSで発信、集客した人を対象に、遺書や死生観について様々なアンケートやワークショップを行い、遺書を作成することで当初あったネガティブなイメージや感情から、ポジティブなものに変わっていく傾向があることを実感したという。それらのデータをもとに、様々な専門家の指導を受けながら本サービスを発案した。

同社では気軽に利用ができるよう、無料プランを用意。また有料プランでは、更に多くの遺書動画を残したいという要望に答えられるよう3つのプランを用意している。詳しくはこちら