2020年07月21日 12:58
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AUTOCAREは、介護・福祉業界向けの新しい資格「介護ITインストラクター」を設立する。

同社は、九州工業大学のテクノロジーを社会に役立てる大学発スタートアップだ。新型コロナウィルスを契機に、これまでIT化が遅れていた介護業界でもIT導入の機運が高まってきた。九州工業大学井上創造研究室の研究によると、介護付き有料老人ホームにおいて、手書きの介護記録がIT導入によって約34.6分に減り、さらにセンサから行動を認識するAIによって約23.8分に減った。人材不足が叫ばれている介護・福祉業界において、これは喫緊に変わらなければならない、デジタルトランスフォーメーションだ。

しかし、問題は技術よりも人の方にある。ITに苦手意識を持つ介護従事者も多く、だからといってベンダーに丸投げでITを導入しようとしても、運用コストが高くなる一方。こういった現状をふまえて、同社は、介護・福祉業界に関わる人々が、ITのスキルを身につけ、ITシステムの導入・運用までを自らサポートできる資格、「介護ITインストラクター」を設立することにした。

「介護ITインストラクター」は、介護・福祉業界に関わる人々が、ITの基礎を理解し、ITシステムの導入・運用までを自らで行うことができることを認定する資格。「介護ITインストラクター」になると、介護・福祉に関するITシステムの導入・運用の一端を担うことができる。所定の講習を修了し、インストラクターに登録してもらうことで、ゆくゆくは「介護ITインストラクター」の経済的な自立も目指す。

AUTOCARE