2020年07月10日 19:02

江戸切子の世界に衝撃をもたらし、「魔法のグラス」と絶賛された砂切子。椎名切子(GLASS-LAB)の「太陽の花」は、2020年3~4月に行われた日本最大級の江戸切子技術品評会(第32回江戸切子新作展)において、WEB投票(一般選考)第1位を獲得。「日本」をテーマにした珠玉の逸品に出会えるECサイト「藤巻百貨店」では、一時即完売となったこの商品を、数量限定で予約注文開始する。

本商品は、グラスの生地は「蛍光イエロー」という珍しい特注カラーの素地をベースに、オリジナルの金赤の色被せを施したもの。下段と中段、2段に分かれて平切子が施されており、横から見れば“面”が生む神秘的なグラデーションが楽しめる。

しかし口から見ると、平切子の部分は「花びら」へと姿を変える。底には、「世界レベル」と称されるほどの精緻な技術力のサンドブラストで描かれたシンメトリーの紋様。それを平切子の半面が万華鏡のように反射させているが、これはグラスの中が多面的に見えるという平切子の仕掛けを活用したもの。

酒を注ぐと、グラスの底に描かれた羅針盤が平切子の四面にくっきりと映り込み、まわりの光を取り込んで万華鏡のようにキラキラと輝く。これまで数々の希少と謳われる江戸切子を目利きし、別注品や一点モノを取り扱ってきた藤巻百貨店が、「こんな切子は見たことがない」と衝撃を受けた「砂切子」のグラス。商品ページはこちら