2020年06月30日 18:59
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札幌拠点に水産卸売を行う進風(株)は、独自の水産仕入れルートを開拓し低価格の仕入れを実現した。水産卸売会社、進風が運営する「ウオス」では、サケやホタテ、カニなど水産品をメインに100~200アイテムを販売。居酒屋やレストランなどの飲食店向け大容量の業務規格商品も幅広く揃えている。

商品は道内各産地の生産者と交渉して買い付けるほか、買参権ももつ札幌市中央卸市場で仕入れ、直接顧客に発送。この、水産卸売業ならではの仕入れ、販売方法により、商品を鮮度・品質良く届けられる点が「ウオス」の特徴となっている。さらに、不要な中間経費をカットすることで、低価格提供を実現。北海道の市場から食材を取り寄せることで、北海道ブランドとしてアピールができるという強みも。

新型コロナ禍の中で「巣ごもり需要」拡大の影響か、一般消費者から一本物の新巻サケや、30切れ入りのベニザケ切身の注文が倍増。今では顧客は、関東、関西圏の消費者、飲食店などの業務筋を主体に全国に広がり、年間を平均した一日当たりの受注件数は100件前後、昨年度の売上高は1億円余りに上る。

飲食店業界については、目下、外出自粛や営業時間短縮要請のあおりで厳しい環境にあるが、同社では「ウオス」を通し飲食店によい商品を値頃で提供するなどして、少しでも力になりたいと考えている。今後、一般消費者向けを含め新しい商品もどんどん扱うなど、さらなる拡散を期待している。